作品概要
名門の野球部員が、演劇に挑戦する
かつて夏の甲子園を制覇したことのある強豪校のレギュラー野球部員が演劇部にも所属し、
俳優としてコンクールの舞台に立つということが考えられるでしょうか?


その奇妙ともいえる事実が
著書『野球部員、演劇の舞台に立つ!』(竹島由美子著・高文研刊)に記録されています。
著者は、同校の演劇部顧問で、活気を失いかけた演劇部の起爆剤として野球部監督に相談を持ち掛けます。
野球部監督は「野球だけの人間になるな!」という指導理念を持ちながらも結果を出せずに苦悩していました。
その二極の異文化に触れることで活路が見出だしたいという思いが一致して異色のタッグが実現したのです。

春の甲子園の切符を予選の初戦で絶たれてから演劇コンクールまでの9月から11月までの間、
二つの異なった価値観が衝突し葛藤しながら、相互の部員たちは確実に成長していきます。
野球部員達は演劇から表現することの意味を、演劇部員は、野球から協調して戦うこと意味を学んでいきます。
そして、低迷していた野球部は復活します。
演劇の舞台に立った野球部員は、「甲子園の先にあるものを追いかけたい」と
思いがけない大きな希望をも見出します。

この青春群像を豊かな土壌がもたらす地場産業の盛んな福岡県八女市を舞台に、
ダイナミック、かつエモーショナルにフィルムに焼き付けていきます。
映画を見たすべての人たちが、自分にとっての「舞台」に出会うきっかけになることを確信しています。

野球部員、演劇の舞台に立つ